四畳半神話大系

四畳半神話大系

人生には瞬間瞬間でいくつもの選択肢が現れては消えていく。
あの時ああしていれば、あそこであの選択をしなければ、などというのは戯言に過ぎない。
結局は自分の責任で、自分の人生に応えていくために真摯に生きるしかない。
主人公の心根は自分のことのようで切なく哀しい。
しかし、彼の最後の決断には少し勇気付けられた。
どこか他のとこへ行けば輝かしい未来があるはずなんてのは単なる妄想なんだよね。