2007年6月10日(日)14:00
演劇ユニット 昼ノ月 『顔を見ないと忘れる』
<作・演出> 鈴江俊郎
<出演> 二口大学/押谷裕子
<場所>人間座スタジオ
監獄の面会室。会いにきた妻に夫は無理難題のお題をくりだします。妻はどうするのでしょう。どこまでつきあうのでしょう。私はここにいていいのか?ここに来ていいのか?
……ドラマは不思議に滑稽な味わいで展開されていきます

今日は、京都・下鴨神社の近くにある小屋で観劇。

1時間5分という短時間の芝居ながら凝縮された内容で素晴らしかった。
狂気の宿った芝居を久しぶりに観た。

舞台を堀のように観客席が三方向から囲んでいて、私は、舞台上に脚を垂らしながらの観劇。
芝居を観ているともっと舞台に近づきたい、舞台に溶け込んでみたいという衝動に駆られることがある。
今日はその衝動が叶えられた。
自分の5センチ前で繰り広げられる芝居に、痺れました。
この空間体験は貴重だった。

もちろん、役者のお二方の芝居も秀逸。