2006年11月24日@ザ・シンフォニーフォール
シュターツカペレ・ドレスデン
指揮:チョン・ミョンフン
バイオリン独奏:樫本大進
ブラームス:バイオリン協奏曲 ニ長調 作品77
ベートヴェン:交響曲第5番 ハ短調 作品67「運命」
新ベーレンライター版を使用
アンコール:ウェーバー「魔弾の射手」序曲

シュターツカペレ・ドレスデンの弦の響きは一点の曇りもない完璧なアンサンブル。
どうしたらあんな演奏ができるのか不思議だ。
チョン・ミョンフンの指揮はどうということはない。
私は、あまり好きではない。
だが、このオケはどこまでも凄い。
響き、技術、どれをとっても非の打ち所がない。
あのオケを違う指揮者で聞けたらとつくづく思う。
ファビオ・ルイジはどうだろうか。

あのオケを指揮してほしいと思う人が今は数名しかいない。
サヴァリッシュ若杉弘下野竜也、井上喜惟。
下野竜也ブルックナーをいつか聴けたらと思う。